東日本大震災より1ヶ月が経ちました。
被災されたみなさまに、心よりお見舞い申し上げます。
1ヶ月経つというのに復興の兆しは見えず、
福島第一原発のように日々事態は大きくなっているように思えます。
僕の友達は消防士として先日向いました。
向こうにいても仕事がないからと戻ってきた友達もいます。
大変な道のりだと思いますが、被災地の1日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。
今回の震災を通してより感じることがあります。
昔から僕が「座右の銘」としているものに、
「知足」という言葉があります。
「ちそく」と読みます。
何かの本で知った言葉だと思いますが、大学時代だったという以外あまり覚えていません。
しかし、出会った時の「これだ!」と思ったのは非常に覚えています。
どういう意味なのか辞書を引いて見ると
中国「老子」33章の「足るを知る者は富む」から、
「みずからの分(ぶん)をわきまえて、それ以上のものを求めないこと。
分相応のところで満足すること。」とあります。
悪く受け止めると、「向上心がない」ように思われるかもしれません。
しかし僕は僕なりにいい風に解釈して受け止めています。
ひとことで言うと
「自分は充分に恵まれている。しあわせだ。」と思っているということです。
みんな指摘されたら納得だと思いますが案外そうは思っていないと思います。
みながみなではありませんが、
ほとんどの人は、家族がいて帰る家があって、ごはんがあって仕事もあります。
休みもあります。大変なこともあるでしょうが、楽しいこともきっとあります。
僕は自分が普通の人間で、普通に毎日を生きているならば、
それはとても幸せなことだと思います。
もちろんここで満足して終わりではありません。
そこからもちろん上を目指してがんばる!!
いまに満足はしていますが、この先ずっとこのままでいいと思っているわけではありません。
いまのしあわせにしっかりと感謝しつつがんばっていきます。
そんなことを思っている僕です。
何かえらくむずかしい話になってすみません。
若い割りにむずかしい話が好きな性格なもので。
いまこそ自分を見つめなおしてみると、何か気付くこともあるのではないでしょうか。
営業スタッフ 福永 剛